床矯正とは

従来の矯正治療は「費用がかかる」や「歯を抜く」など、患者さんにとって負担がかかる治療でした。

しかし、床矯正治療とは「歯を抜いて歯並びを整える」のでは無く、「顎を広げて歯並びを整える」といった治療方法です。
その為、歯を抜かなくても治療ができ、費用も10万円程から治療ができます。

さらにこの治療法は、お顔を整えてくれるメリットもあり、特に顔が形成され始めるお子さんに勧めてあげたい治療です。
当歯科医院では、全身の健康にとって基礎となるきれいな歯並びの育成(早期咬合誘導)に力を入れています。

床矯正の装置はネジを動かしてプラスチックの床が歯を前に押したり、後ろに下げたりする仕組みです。
同じ原理であごを横に、全体を広げることもできます。
床矯正装置は取り外しができるのでご自身のペースで矯正ができます。
そのため、ご自身の努力で早期治療が可能となります。

床矯正の特徴

1. 学校では装置をはずしておくことができます。
2. 食事の時間や歯ブラシをする時は装置をはずします。
3. 虫歯や歯周病になりにくいです。
4. 歯並び育成を必要とする子供たちは、顔をつくっている上顎骨、下顎骨が縮んでいます。つまり、見た目の歯並びの問題のみならず、顔の萎縮に大き く 関与しています。「よい歯並び」は「素敵な顔」につながる問題です。素敵な格好のいい顔の子供たちを育成する事が、歯科医師の仕事と考えて治療に当たっています。
5. 歯と発育不十分発育な顎のアンバランスの問題を、床矯正装置で適切に拡大し解決します。しかし、歯がねじれていたり、回転している場合は多数の歯をそれぞれの方向に三次元的に移動する、形状記憶合金のワイヤーによる治療が必要な場合があります。

歯並びを治すことで、歯並びや顔立ちなど見た目の美しさだけでなく、全身がより健康になります。
歯並びや噛み合わせが悪いと、顎がずれ、顎関節症や頭痛・肩こり・めまい・鼻づまり等の不定愁訴の原因になるとされているからです。

下の前歯が乳歯から永久歯に生え変わる時、「おかしいな」と思われたら是非迷わずすぐに相談してください。

「もう少し様子を見ましょう」 この言葉が取り返しのつかない事態を招いているのです。
様子を見なくてはいけない理由を尋ねてください。
永久歯の糸切り歯(犬歯)に生えかわってしまうと期間も費用も3倍かかってしまいます。

歯の表面にブラケットという装置を使った矯正治療では、通常永久歯が生えそろって(12才位)から治療を始めますが、その時は歯並びだけでなく顎の骨・歯ぐきなどが大人の8~9割方でき上がっているため、歯を動かすのは期間もかかり難しくなりがちです。
アゴを十分広げて歯を並べることができにくいため、抜歯の可能性も出てきます。

無料でご相談受け付けています。