予防歯科
予防歯科に取り組んでいます
口の中の病気は、ムシバと歯周病がほとんどです。
両方とも口の中に住む細菌が原因で、予防の方法も分かっています。
自分の体が大切だとお考えの皆さん、一生自分の歯でおいしく食事をしたいとお考えの皆さん、予防歯科に取り組んでいる歯科医院へ行きましょう。大変重要で、なお且つ「お得な」情報です。
口の中の病気をコントロールするには、皆様のご理解とご協力が大変重要です。
みなさまの希望、目指すゴールをまず 徹底的にお聞きし、専門家である我々の目指すゴールとを 「すり合わせる」こと、そして共通のゴールを持つことが、結果的に「口の中の困りごと」を取り去り、「おいしく食事ができる」快適な人生を過ごす為に大切です。
皆様と「二人三脚」で、皆様の歯を守り、快適な生活を サポートするのがはいき歯科医院のスタイルです。
むし歯予防&歯周病予防で Get a Smile !
歯医者さんに行くのはどんなときですか?
一般的には下記のような歯や歯ぐきにトラブルが発生し、咬みにくいなど困りごとが出た時に歯科医院を受診されるようです。
・歯がしみたり痛んだりする時
・歯が浮いたり、歯ぐきが腫れた時
・詰め物やかぶせ物が取れた時
そして、治療終了のゴールは痛みが取れたり詰め物やかぶせ物で区切りがつくことなどで、これで治ったと考える方が多いようです。 また早期発見、早期治療ということで治療に行き、詰め物などで治す方もおられます。
しかし、詰め物やかぶせも物は平均して6~7年でやり替えというデータがあるのです。悪くなるたびごとに歯を削るなどの治療を繰り返していたのでは、お口の中の歯や歯ぐきの状態はさらに悪くなってしまい、最後は抜歯の道につながります。
また、現代の食生活では定期的に予防処置(メインテナンス)を受けていない人は、平均して1年に2本の新たな虫歯が出来るというデータも出ています。それは歯や歯ぐきが悪くなった原因に対する対策(予防処置)がなされていないからなのです。 仮に1本むし歯があるということは、お口の中が虫歯になりやすい環境にあるということです。 このままの状態では、また、次に別の歯が虫歯になることは目に見えています。虫歯を作らない状態にまで持っていってはじめて虫歯を治したことになるのです。
歯や歯ぐきの調子が悪くなってからその治療のために歯科にかかるのではなく、歯や歯ぐきで困りごとが出ないように歯科医院とおつき合いしていきませんか?治療の終了はゴールではなくは予防のスタートなのです。
では、当院ではどのように皆さまに予防処置をしているか、お伝えしましょう。
1.定期的な歯や歯ぐきのチェック
まず、前回の定期健診から今回までお話をお聴きします。そして、むし歯や歯周病のチェックを位相差顕微鏡やレーザーのむし歯診断機で行い、前回と比較します。期間は、1~4ヶ月の間でそのかたの症状や状態をみて考えて行きます。
2.歯石や歯垢を取り除きます
従来の歯垢や歯石をとるスケーリングのみならず、PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)という方法で、歯の表面から、細菌の付いた歯垢(プラーク)をはがし取ります。
3.きれいになった歯面のフッ素塗布やアロマオイルで歯肉のマッサージ
むし歯や歯周病は細菌が原因で起きるものです。きれいになった歯面にフッ素を塗布し、エナメル質の強化や細菌の活動をおさえ、むし歯の予防に役立てます。アロマオイルも歯周病菌の活動を抑える効果があります。
4.次回の定期健診までの間気をつけるべき点について話し合いをします
むし歯も歯周病も、現在では進行を管理することが可能となりました。
重度に進んでしまってからでは、治療も機能回復も困難になってきます。定期的なお口の中の健診、お手入れをすることで 歯や歯ぐきの困りごとを失くしていきましょう。
これが予防歯科という考え方です。
クリニカルヘルスプロモーション
CHP(=Clinical Health Promotion:クリニカルヘルスプロモーション)
クリニカルヘルスプロモーションは、診療所でのヘルスプロモーションのことを意味し、当医院では
診療所でのヘルスプロモーションの情報交換
コミュニケーション・知識・技術の向上のための研修
ヘルスプローモションを推進するためのツールの開発
CHPの活動を評価し、発表するという方向性をもって活動しています。
当医院では、予防・治療・代替・スタッフの4つ側面からみなさんのQOL(Quality of Life)の向上をサポートします。
◇ 予防
QOL(Quality of Life)の向上と、セルフケアーの確立をめざします。そのために、みなさんとの健康学習や P・M・T・C(プロフェッショナルメカニカルトゥースクリーニング、定期健診など様々な院内活動に取り組んでいます。
◇ 治療
QOL(Quality of Life)の向上を目標に予防、ならびに審美・機能回復に着目した治療をめざします。治療内容は、一般歯科治療・矯正治療・インプラント治療・審美治療などです。
◇ 代替
歯科医業に代替医療を取り入れてホリスティック(=holistic*)にQOL(Quality of Life)の向上をめざします。アロマテラピーやアメニティ、東洋医学などの視点を導入します。
(*注)ホリスティック(=holistic)という言葉は、ギリシャ語のホロス(=holos:全体)を語源としています。 「全体的」「全的」「全体論的」「関連」「つながり」「バランス」などと訳されています。ホリスティック医療、ホリスティック教育などという言葉もあります。同じ語源から生まれた言葉には、ホール(=whole:全体)、ヒール(=heal:治癒)、ヘルス(health:健康)、ホーリ(holy:神聖な)などがあります。
◇ スタッフ
コミュニケーション・知識・技術などのレベルアップをはかり、QOL(Quality of Life)の向上をめざしています。