歯が白くなるメカニズム

白くなるメカニズム
クリーニングによりある程度までは黄ばみが取れるかもしれませんが、それで不十分ならホワイトニングの出番です。

着色した歯の表面に過酸化水素を調整したジェル状のホワイトニング剤を塗布しますが、歯の表面の過酸化水素が分解する際に酸素が発生しその酸素が歯の表面のエナメル質に付着した着色物質と結合・分解させ無色透明にするのです。その結果、歯を本来の白さにします。

過酸化水素は「光」によって効果的に働きます。つまり、光をあてることによって短時間でホワイトニングすることができます。同じ薬剤を同じ時間使用したとしても、光の有る無しではその効果は数倍違うでしょう。
しかし、光であれば何でもよいというわけではありません。
光は同時に強い発熱があり、この熱は歯にとって有害ですから、安全な光を選ぶ必要があります。光には様々な種類があり、光によって効果やリスクも異なります。

この光を発生させる機材にはZOOM(ズーム)、パピヨン、BEYOND(ビヨンド)、LEDなどの種類があり、各歯科医院によりそれぞれ違うようです。